スカイリムでは、犯罪とみなされる違法なアクションがいくつかある。
違法なアクションをして誰かに目撃されると通報され、賞金が付く。
賞金が付いていると衛兵はプレイヤーを逮捕しようとする。
賞金額は罪の重さによって異なる。
賞金は各要塞ごとに記録されるため、賞金が付くのは罪を犯した地域のみ。
例えば、ホワイトラン・ホールドで罪を犯した場合、賞金は付くのはホワイトラン・ホールドのみで、それ以外の地域では衛兵に追われることはない。
犯罪 | 備考 | 賞金 |
アイテムを盗む | 他人のアイテム(赤字で表示)を取ると犯罪になる。盗んだアイテムを誰かの収納に入れる行為も窃盗とみなされる(1G)。盗んだアイテムは所持品で赤字で表示される。誰かの収納を開くだけ、誰かの本を見るだけ、自分のアイテムを誰かの収納に入れる、死体から漁る行為は犯罪とはみなされない。 | アイテム金額の半分 |
開錠 | 他人の家or収納の鍵を開錠しようとすると犯罪になる(成否にかかわらず)。開錠画面を開くだけなら犯罪にはならない。 | 5 |
不法侵入 | 不法侵入すると家主が立ち去るよう警告してくる。警告を無視して居座ると賞金が付き、通報されるor家主が敵対してくる。一部侵入しただけで賞金がつく場所もある。 | 5 |
不審な行動 | 武器を捨てる、死体(誰が殺害したかは関係なし)の近くで佇むといった不穏不審な行動をすると衛兵が詰め寄ってくることがある。反抗的な態度を取ると賞金がかかる。 | 10 |
スリ | 隠密状態でNPCをアクティベートすると所持品を開くことができ、アイテムをスリ取ることができる。スリがバレると賞金が付く。所持品を開くだけなら犯罪にはならない。 | 25 |
攻撃 | 攻撃や敵対するような魔法をNPCに当てると賞金が付く。自身の従者や召喚生物などによる攻撃も同様。 殴り合い中の殴り攻撃では賞金は付かないが、武器や魔法を使った攻撃は付くので注意。 自己防衛とみなされる攻撃は犯罪にはならず、逆に周囲の衛兵が加勢する。例えば、闇の一党の暗殺任務で、暗殺対象を挑発し敵対させてから攻撃すれば犯罪にならない。 友好的なNPCであれば3回までは攻撃を当てても見逃してくれるが、それ以上当てると敵対される。 ナミラの指輪による食人や吸血鬼プレイヤーの吸血も攻撃とみなされる。 | 40 |
馬を盗む | 他人の馬に乗ると犯罪になる。動物も目撃者となるので人目がなくとも賞金が付く。 | 50 |
脱獄 | 監獄の扉を開錠するor脱獄ルートから脱獄すると賞金が付く。 | 100 |
台帳の改ざん | 店内に設置されている商売台帳の数字をいじるところを見られると犯罪になる。通常では改ざん出来ないせいか賞金は5Gだが、数字の仕事中は改ざん出来るせいか100Gになる。 | 5(100) |
変身 | 人間状態からウェアウルフor吸血鬼の王に変身する、変身形態から人間に戻るところを見られると犯罪になる。変身の瞬間を見られなければ変身形態でうろついても賞金はつかないが、当然敵対はされるので注意。 | 1000 |
殺害 | 非敵対NPCor他人が所有する動物(家畜など)を殺害すると重罪となる。動物の場合は賞金5Gだが殺人の場合は1000G。 | 5or1000 |
逮捕時の選択肢†
衛兵に捕まった際は、ただ捕まるだけでなくいくつかの選択肢が用意されている。
特定のギルドに所属したり従士になると追加される選択肢もある。
「降参だ、罰金を払おう」†
- 賞金以上の所持金があれば選べる。お金を払うと要塞の首都までワープする。賞金は消え、衛兵に追われなくなる。
- 所持していた盗品は全て没収される。
- 監獄内にある「証拠保管庫」に保管されているので後から回収は可能。
「分かった、監獄に連れて行け」†
- 賞金を払えないorこれを選んだ場合、要塞の監獄に投獄される。大人しく刑期を務めるか、脱獄も可能。
- 刑期を務めるには監獄のベッドで寝ればok。刑期の長さに応じた時間が経過し釈放される。
- 投獄されても1つだけロックピックを所持している。これを使って監獄の扉を開けるか、床の格子を開けて脱獄する。
- 前者の場合は衛兵と戦闘になるので注意。後者の場合はちょっとしたダンジョンを通り抜けることもある。
- 所持品、盗品共に全て没収される。それぞれ監獄内にある「囚人の所持品の箱」と「証拠保管庫」に保管される。
- 刑期を務めると所持品は返ってくる。
- 脱獄した場合はどちらも返ってこないので回収する必要がある。
- 刑期を務めた場合、賞金は消える。ただし、デメリットとしてスキル経験値の進行度が失われる(刑期が長いほど多)。
- 脱獄した場合は賞金は消えない。他の手段で賞金を消すまで衛兵に追われることになる。
「監獄に行くくらいなら死ぬ!」†
- 逮捕に抵抗する選択肢。衛兵は敵対し攻撃してくる。
- 武器を収めれば攻撃を止め、もう一度選択肢を選べる。
- 武器を収めてもそのまま攻撃を続けてくることもある。この場合は衛兵を鎮静化させれば選択肢を選べる。
- 抵抗したところで賞金は消えないし、衛兵を殺した場合は更に賞金が増えてしまう。他の手段で賞金を清算した方が吉。
「こんなことをしている暇があるのか?」†
- 賞金額がわずかだと選べる。賞金は消えないが、一時的に見逃してもらえる。
- 見逃してもらった衛兵からは特にお咎めなしだが、別の衛兵には「待てよ、お前を知ってるぞ」と言われる。
「どうにか見逃してはくれないか?(説得)」†
- 賞金額がわずかかつ話術75以上だと選べる。賞金は消えないが、一時的に見逃してもらえる。
- 説得成功で話術経験値がそこそこ得られる。
- 賄賂or説得済みの衛兵だと選べない。2日経過すると同じ衛兵を再度説得できる。
- 見逃してもらった衛兵からは特にお咎めなしだが、別の衛兵には「待てよ、お前を知ってるぞ」と言われる。
- 逆にこれを利用して1人ずつ説得して回れば結構な話術経験値を稼げる。
「多少のゴールドで気が変わるんじゃないか?」†
- 話術perk「賄賂」を取得していると選べる。賄賂を払うことで賞金は消えないが一時的に見逃してもらえる。
- 話術経験値がそこそこ得られる。
- 賄賂or説得済みの衛兵だと選べない。2日経過すると同じ衛兵に再度賄賂を渡せる。
- 見逃してもらった衛兵からは特にお咎めなしだが、別の衛兵には「待てよ、お前を知ってるぞ」と言われる。
- 渡した賄賂は衛兵の所持金となるのでスリ取れば回収可。
- 賄賂額は大抵賞金よりも高額。賄賂を渡しても賞金が消えるわけではないのでお得とは言えない。
「ギルドの者だ。これで気が変わるんじゃないか?」†
- 盗賊ギルドに加入していると選べる。仕様は賄賂を渡す選択肢と同じ。
- ギルドに加入してさえいれば良いので、perk要らずで話術が低いうちから選べる。
「自分はギルドの者だ。それが賞金を清算する理由にならないか?」†
- 盗賊ギルドに加入し、特殊任務をクリアした要塞にいる時のみ選べる。賞金の半額を払うことで賞金を消してもらえる。
- 要塞の首都まで連行されず、その場で解放される。所持している盗品なども没収されない。
「首長の従士だ。ただちに解放してもらおう」†
- 従士である要塞にいる時のみ選べる。従士の特権で2000G以下の賞金を消してもらえる。
- ただし、各要塞で1回限りしか使えない。使うと以降その要塞ではこの選択肢は出現しない。
例外地域†
基本的にスカイリムで犯した罪の賞金はその要塞ごとに計上されるが、一部例外地域もある。
これらの地域で罪を犯した場合、その地域限定の賞金が付き、独自の罰則が当て嵌められる。
- 同胞団内で盗みを犯すと、同胞団の賞金が付き、支払いを要求される(ヴィルカスで確認)。
- バグなのか支払いの選択肢が0Gとなっているが、払うと清算される模様。
オーク要塞†
- レイヴン・ロックで罪を犯すと、レイヴン・ロックで賞金が付く。
- 賞金額、衛兵の対応、処罰などはスカイリムの各要塞と同じ仕様。
補足情報†
- 内戦クエストにて、賞金が付いている地域を支配している勢力とは反対勢力で要塞を奪取すると、賞金が取り消される。
- 例えば、賞金が付いたストームクローク領を帝国軍に所属して奪取すると賞金は消える。
- 「どうにか見逃してくれないか?」が話術72でも出現したのを確認(PS4 SE版)。要検証。