鍛冶とは、戦闘系スキルに分類される生産スキルで、武器や防具の作成、強化に影響します。
スキルレベルが高いほど武器や防具を改良できます。全10perkあり、全習得に必要な能力ポイントは10です。
perk | ランク | 要求スキル値 | 必要perk | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
鋼鉄の鍛造術 | なし | なし | 鋼鉄の鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | 骨削装備も作成可 | |
魔法鍛冶 | 60 | 鋼鉄の鍛造術 | 魔法の武器や鎧を強化できる | ||
エルフの鍛造術 | 30 | 鋼鉄の鍛造術 | エルフの鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | キチン装備も作成可 | |
高度な鍛造術 | 50 | エルフの鍛造術 | スケール、プレートの鎧を作成し、2段階の強化ができる | ノルディック装備も作成可 | |
碧水晶の鍛造術 | 70 | 高度な鍛造術 | 碧水晶の鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | ||
ドワーフの鍛造術 | 30 | 鋼鉄の鍛造術 | ドワーフの鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | ||
オークの鍛造術 | 50 | ドワーフの鍛造術 | オークの鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | ||
黒檀の鍛造術 | 80 | オークの鍛造術 | 黒檀の鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | スタルリム装備も作成可 | |
デイドラの鍛造術 | 90 | 黒檀の鍛造術 | デイドラの鎧や武器を作成し、2段階の強化ができる | ||
ドラゴンの鍛造術 | 100 | 碧水晶の鍛造術orデイドラの鍛造術 | ドラゴンの鎧を作成し、2段階の強化ができる | ドラゴン武器も作成可 |
スキルツリーは円状に見えますが、実際は2つのルートに分岐し、最終的にはどちらのルートも「ドラゴンの鍛造術」に至る構成になっています。
右が「ドワーフ-オーク-黒檀-デイドラ」の重装主流ルート、左が「エルフ-高度-碧水晶」の軽装主流ルートです。
ただし軽装ルートの「高度な鋳造術」でも重装のスチールプレートやノルディック装備が作れたり、重装ルートの「黒檀の鋳造術」でも軽装のスタルリム装備を作れるので、作成したい装備と対応perkをよく確認しましょう。
鍛冶では素材を用いて武器や防具の作成と強化を行えます。ただし鍛冶屋などの特定の場所でしか行えません。鍛冶可能な場所には以下が配置されています。
作成したい装備に対応するperkを習得し、必要素材を準備します。
鍛冶屋の鋳造器具or金床を使い、任意の装備を選択で作成できます。
素材が足りなくなったら適宜皮なめしの棚や溶鉱炉で補充しましょう。大半の素材は店でも買うことができます。
必要素材はスタンダード武器、スタンダード防具参照。
強化したい装備と必要素材を準備します。
砥石か作業台を使い、任意の装備を選択で強化できます。
その時点でのプレイヤーの鍛冶スキルレベルに応じて装備の効果値(攻撃力、防御力)が上昇し、品質レベルも上がります。
鍛冶スキルレベルが上がれば(鍛造上昇効果の薬や付呪防具の利用も含む)上書きする形で何度でも強化可能です。例えば、鍛冶スキル100であっても「鍛造上昇」効果の薬を使用してスキルを101以上にすれば再度強化できます。
また強化対象の装備に対応したperkを習得すると、ある品質レベルにまで強化するのに必要なスキルレベルが低くなります。例えば「黒檀の剣」を「黒檀の剣(上質)」まで強化したい場合、perk無だと必要スキルレベルは100ですが、「黒檀の鍛造術」を習得すれば必要スキルレベルは57にまで下がります。
品質レベル | 品質 | 必要スキルレベル | |
---|---|---|---|
perk無 | perk有 | ||
0 | 未強化状態 | ||
1 | 優良(Fine) | 14 | 14 |
2 | 上級(Superior) | 31 | 22 |
3 | 精巧さ(Exquisite) | 65 | 40 |
4 | 上質(Flawless) | 100 | 57 |
5 | エピック(Epic) | 134 | 74 |
6 | 伝説級(Legendary) | 168 | 91 |
戦士の石碑、休憩ボーナス、古の知識の活用で更に効率よくスキル上げが出来る。
アイテム生産時の取得経験値は
生産したアイテムの価値に関わらず25の経験値は確実に入るため、そこそこな価値のアイテム1つの生産より安価なアイテム複数生産の方が効率的。
例えば5本の鉄のダガー生産で得られる経験値は (38.4 × 5 =) 192 XP。同量のインゴッドで作れる1つの鉄の鎧生産では94.2XPのみ。
金や銀の宝飾品生産はperk無しでも効率的にスキル上げが出来る。変性呪文「鉱石変化」で鉄の鉱石を銀の鉱石に、銀の鉱石を金の鉱石に変換可能。
鉄のダガーは鉄の鉱石1つで生産可能でその経験値は38.4XP。同量の鉱石で金の指輪は2つ生産可能でその経験値は51.2XP―34%効率が良く、同時に変性スキルも稼げる。
ver1.5から入手経験値が製作物の価値に依存するようになったため、ダガーや腕当ての大量生産は非常に効率が悪くなった。
鍛冶上昇の付呪装備をつくりスキルを大幅に上昇させると、「○○の鍛造術」のperkを取得しなくても「伝説級」まで強化できるので、店売りしている防具と対応するインゴットを買い、「伝説級」に強化後売却すると元値より高く売れるので話術スキルとセットでどうぞ。
いずれも石碑・休憩ボーナス・恋人ボーナス・古の知識(強化上昇のため強化後の価値が上がる)等で獲得経験値を上げるのを忘れないように。
UESPによるとアイテム生産時の取得経験値は、アイテムの価値の0.65乗×3+25となっているらしい。
生産したアイテムの価値に関わらず25の経験値は確実に入るので、スキルの低いうちは素材の消費が少ない武器を中心にスキル上げを行ったほうがいい
逆にスキルレベルが上がり、価値の高い鎧が作れるようになったら、鎧を生産し強化していくのがいい
アイテム強化時に得られる経験値は、強化時に上昇した価値の0.6乗×8+25となっている
スキルが低いときは強化した時にあまり経験値を得られないが、スキルが高くなると経験値をたくさん得られるようになっている
鍛冶スキル上げにおいて、総じて効率がいいのは、必要素材が少ない「○○の弓」の量産。素材が手元にあれば、宝飾品の生産も効率的。
いずれも素材が余っていたら優先的に生産すると良い。
「武器の場合」
軽装ルートよりも重装ルートの方が、素材を集めやすくスキル上げが簡単。
以下に示すのは重装ルートの攻略チャートだが、軽装ルートでも弓を量産することで効率的にスキル上げが可能。
スキル上げ攻略チャート
1.序盤、ダガーや腕当ての大量生産。非常に効率が悪くなったとは言うものの、あくまでスキルが高い場合の話。スキルレベルが低い内はこれらを生産するのも悪くない。
2.スキルレベル30に達したら、「ドワーフの鍛造術」perkを取得し「ドワーフの弓」生産にシフトチェンジ。スキル80まで。ドワーフのインゴッドは、ドゥーマー遺跡を巡れば量産可能。
3.スキルレベル80に達したら、「黒檀の鍛造術」perkを取得し「黒檀の弓」生産にシフトチェンジ。あとはスキル100まで。黒檀のインゴッドは鍛冶屋を巡れば大量に入手可能。量産した弓を売ったお金で買おう。
補足
DLC1を導入した上でドーンガード陣営につく必要があるが、「ドワーフのクロスボウ」を大量生産するのも効率的。インゴット5つだけで作れる。
水銀のインゴットを集め、そこから強化クロスボウを作るとなお効率的。軽装ルートでも「ドワーフの鍛造術」perk1つを習得するだけですむ。その他、クジャク石と月長石を集め、碧水晶の弓を作るのもなかなかの効率。
「防具の場合」
素材の集めやすさ的にスチールプレートの鎧が最も効率的。鍛冶レベルが上がると鋼玉や鋼鉄のインゴットはあまり使わなくなる。
黒檀が必要になるが、ノルドの刻印鎧は価値が高く経験値が大量に入る(DLC3が必要)。強化しておくのも忘れないように。
重装ルートの場合はオークの鎧を生産し強化していくと経験値が入りやすい。オーク要塞にある鉱山から素材を集めやすい。
「付呪・話術とセットで上げる場合」
鉄・皮、皮ひもを大量に用意し、ダガーか腕当てをひたすら作る。作った品に付呪をして付呪スキルを上げ、それを売る事で話術スキルを上げよう。
ただしどちらも価格が安いため、入手経験値は非常に少ない。あくまでセットで上げるのに便利というだけである。