スカイリムでは対象Aが対峙する対象Bを敵として認識すると、この二者間で戦闘が起こります。
またスカイリムの戦闘は実質「FFA:フリーフォーオール(自由参加型の乱戦)」形式です。
プレイヤーvs敵Aの戦闘に敵Bが加わり1対多数になるといったケースは日常茶飯事です。
スカイリムの戦闘では1対1は約束されていないものと覚えておいて下さい。
対峙した相手が敵性生物や敵性NPCであれば最初から敵同士ですが、普通の生物やNPCであってもプレイヤーが攻撃を加える、反抗的な態度を取る等すると敵になることがあります。
敵である相手は画面上側のコンパスに表示される赤い点で確認できます。
戦闘が終了するパターンは、1.自分が死ぬ、2.敵を倒す、3.遠くに逃げる、4.魔法効果(シャウトや魔法の鎮静化)による戦闘中断、5.隠れる(隠密状態になる)の主に5つです。
武器をしまい降参するパターンも一応ありますが、ほとんどの敵はこちらの降参を受け入れず戦闘を続けるので戦闘を終了させる有効な手段にはなりづらいです。
攻撃手段には大まかに分けて素手、武器の使用、魔法(シャウトを含む)の使用の主に3つがあります。
さらに武器には片手武器、両手武器、弓、魔法には破壊、召喚など様々な種類があり、その攻撃手段は多岐にわたります。
一応素手でも戦えなくは無いですが、攻撃力に乏しく、攻撃手段として用いるには心許ないでしょう。
そしてこれら手段を用いて攻撃する際にはプレイヤーの状態も鍵になります。
プレイヤーが敵に認識されている発見状態であれば、プレイヤーの攻撃によるダメージはそのまま敵に反映されます。
一方、敵に認識されていない未発見状態であれば、武器による攻撃にダメージボーナスが乗り、大ダメージを与えることが出来ます。
プレイヤーの状態はスニークモード(しゃがみ状態)で確認でき、カーソルの目が開いていると発見状態、閉じていると未発見状態です。
武器や魔法による攻撃はプレイヤーだけでなく敵も行います。そしてそれぞれに有効に働く防御手段は異なります。
物理攻撃を防ぐには、「防御力を上げる」やガードの使用が有効です。
防御力を上げるには、鎧や盾を装備するのが主な方法です。要習得ですが、変性魔法のフレッシュ系呪文でも防御力を上げることが可能です。
左手に何も持たず右手に武器を装備中、両手武器を装備中、左手に盾を装備中のいずれかの状態でガードが行えます。ガードに成功すると敵のダメージを大幅に軽減できます。
魔法攻撃を防ぐには、「魔法耐性を上げる」や回復魔法の呪文「シールドスペル」の使用が有効です。
魔法耐性を上げるには、魔法耐性上昇効果の付いた防具や宝飾品の着用が主な方法です。種族によっては最初から魔法耐性を持つ場合もあります。
シールドスペルは対魔法攻撃版のガードです。使用するには呪文書を読む、ウィンターホールド大学に行くなどして習得している必要があります。
スカイリムではキャラクター操作に明確な回避コマンドはありません。プレイヤーが出来る回避行動といえば、せいぜい左右に動いて回避運動をするぐらいです。
ですが防御スキルやシャウトの活用で敵をスローモーション状態にさせるなど、回避を容易にする方法はいくつかあります。
敵からダメージを受けた際、体力を回復する手段として主に回復魔法の使用と薬の使用の2つがあります。
回復魔法は、右手か左手(あるいは両手でも可)に装備し、呪文を詠唱、発動させることで体力を回復できます。
ただし既に武器などを持っていた場合、一旦武器を外す必要があり、攻撃中であれば中断を強いられます。
薬の使用は、メニューを開きアイテムから任意の薬を選んで使用します。
メニューは戦闘中であっても時間を一時停止して開けるため、回復魔法より安全に回復ができ、攻撃も中断されません。
体力回復に限って言えば薬の方が便利ですが、回復魔法は習得さえすればどこでも使えて薬を入手する手間も省けるので、どちらも一長一短です。